87:魔人探偵脳噛ネウロ 第95話 心【しんり】 [ネウロ]
え~今日は節分ですねえ。近所の神社あたりでは豆まきが行われるでしょう。
それはそうと今日はネウロ。ネタバレの嫌いな人と興味のない人はスルーで。
今回表紙はないようです。
署の取調室で笹塚さんが池谷の店からみつけた神経毒を見せています。
ちなみにこの毒の威力はひと舐めでもすれば数分で死にいたる。猛毒です。
池谷「マジ毒なんてしらねーよ。どっからそんなもん」
なんか第一話あたりで聞いたようなセリフですね。
すると弥子が池谷に指を刺していつものように……
「犯人は………おまえ……」
ネウロ「ではないそうです。」といいネウロは弥子の頭を殴る!!
おお、これは見事なフェイント。やはり犯人は大塚か!?
そして池谷と3人で話し始める。
毒が見つかった事と机の事を。
そしてしばらくたつと。
ネウロ「さて、いい加減堅苦しくなってきたな。そろそろ本音で語ろうか。」
池谷「へ!?」
ネウロ「貴様ピンチだぞ。このダメ中年が。」
でた、ネウロが本性を現した。それにしても、ものすごくさわやかな顔……
ネウロ「事件の真相は大体察しが着く、十中八九、あの大塚という男が…貴様をはめようとしているのだ。」
ネウロ顔怖い………HALの謎を食べたネウロの顔になってる。
「貴様と大塚の立場を逆転させてやる。その代わり…我が事務所に必要な家具一式をタダで調達してもらおうか。」
池谷「…………お前らいったい?」
そして恒例のセリフ。
「しがない助手と探偵ですよ。ねえ先生?」
以下略
ついに謎解きの一歩前。
どうやらころされた二人には共通点があるようで、両方とも殺される前にペットを殺害されているようです。
そのことを聞いてネウロは確信したようで、大塚の会社に出かけます。
大塚「クックック残念だなあ。池谷さん。家具のことも俺のこともあんたは全然わかっていなかった。」
やっぱり犯人はこいつか……
そして今度は本当のあのセリフ。
「犯人はお前だ!!」
そして推理を話しています。
本来大塚と池谷二人の立場は対等だったけれど警察が来る直前に大塚が来て警察に対して池谷に悪い印象を与えた。
さらに同じ死に方で同じ毒、同じ机の上で死んでいたことから犯人=池谷となってしまったようです。
ちなみに池谷の机と同じ仕掛けのものを大塚は作っていたそうです。
だが大塚は池谷の机で人が死んだのだからやっぱり怪しいのは池谷じゃないかという。
もはや池谷のことをもうかばおうともしてません。
ネウロ「いえいえ、あなたの机を作ったのはあくまでも下準備。あなたはその机の仕掛けを……あらかじめ被害者に見せましたね?」
ネウロ「一人目の客は上客で池谷さんの目を盗んで見せることは可能です。二人目の客も調べさせていただきましたが…あなたの店の顧客名簿に住所と名前がありました。ここで仕掛けを見せた上で池谷さんの店を紹介したのでは?
池谷さんは仕掛けのことを黙っていましたが、あなたは見せた。あけ方の違うあなたの作った机の仕掛けを…これが一つ目の暗示。二つ目の暗示は…被害社宅の不審死を遂げたペット。元気だったペットの突然死は、少なからず飼い主に恐怖を与えたことでしょう。
これらの二つの暗示を被害者に与えた上で、あなたは被害者の住所生活を調べ上げ、一人で帰るときを狙うのです。」
そして回想(?)。
レインコートとサングラスを身に着けた大塚が被害者のサラリーマンに毒のしみこんだハンカチとナイフを突きつける。
サラリーマン「ウググググ」
大塚「よーし、もう良いかな?」
中毒症状で苦しんでいるサラリーマンに大塚が近寄っていく。
大塚「お前の犬を殺したのと同じ毒だ、十分もあれば死ぬ…でも助かる方法があるんだよ。お前の買った机の中にこの毒の解毒剤が隠されてる。」
回想終了
ネウロ「警察に対して心理を誘導したように、あなたは被害者に対してもたくみに心理を誘導した……彼らの頭の中には毒の威力と机のからくりが刷り込まれてる。そこにきてそんな言葉を言われれば……最後の希望にすがりつくように机を必死で探し回り………最後には机の上で息絶えることになる。あたかも机が犯人のように。」
そして物証の毒もたびたび店に出入りしていた。大塚ならば簡単に仕込むことができる。
すると大塚は……
(こいつらにも、思い知らせるしかないのかなぁ、完成された家具って奴を。)
さらにとんでもないことにこの人座ってない。座ったかに見せてかけて立っている。
コメント 0